ちょい投げ釣り 仕掛けとコツ
ちょい投げ釣りとは
ちょい投げ釣りと投げ釣りの違いは、簡単に言うと飛距離の差です。
つまり、遠投するのか、近場に投げるのかの違いです。
ちょい投げ釣りは、軽く投げるだけです。
そのため、遠投する投げ釣りよりも、釣具がライトなものになっています。
本格的な投げ釣り用の釣具は必要ありません。
ちょい投げ釣りで釣れる魚
ちょい投げ釣りで釣れる魚は、投げ釣りで釣れる魚とほとんど同じです。
キスやカレイ、マゴチなどです。
釣りに行く場所や時期によってかなり異なります。
キス釣りは、年間を通して行うことができます。
ただ、寒い時期は深場に移動するので、春から夏までがおすすめです。
特に、水温が高い夏はキスの数釣りを楽しめます。
ちょい投げ釣りの仕掛けは次のとおりです。
ちょい投げ釣りの竿のおすすめ
ちょい投げ釣りは、軽く投げるだけなので、本格的な投げ竿を用意する必要はありません。
もちろん投げ竿でもよいのですが、硬すぎたり、長すぎたりすると、逆に釣りにくいです。
そのため、コンパクトロッドやエギングロッド、ルアーロッドなどがよく使われます。
オモリ負荷が10~15号の竿なら使用できます。
長さは、短めの2~3mが使いやすいです。
ちょい投げ釣りのリールのおすすめ
リールについても、竿と同じです。
投げ専用のリールや大型のリールは不要です。
軽く投げるだけなので、中型のスピニングリールで十分です。
2000~2500番を用意しておくとよいです。
ちょい投げ釣りのラインのおすすめ
ラインは、ナイロンの2~3号を使います。
もちろん、PEでもよいです。
飛距離はそれほど考えなくてもよいので、ナイロンでも十分です。
100mほど巻いておくとよいです。
ちょい投げ釣りの天秤・オモリのおすすめ
天秤には、いろいろな種類があります。
片テンビンやジェット天秤などが使われます。
片テンビンを使う場合には、ナス型オモリの3~8号を付けます。
ジェット天秤なら、5~15号を使うとよいです。
ちょい投げ釣りの仕掛けのおすすめ
市販の仕掛けを購入します。
ちょい投げ専用の仕掛けも販売されています。
キス釣りなら、キス針の6~8号のものを使うとよいです。
対象魚などによって、仕掛けは変わってきます。
ちょい投げ釣りのエサは?
ちょい投げ釣りで使うエサについてご紹介します。
基本的には、アオイソメやイシゴカイなどの虫エサを使います。
通し刺しで針にエサを付けます。
狙う魚の種類やサイズによって、タラシの長さを調整するとよいです。
キスは短めでよいですが、カレイは1匹掛けにします。
小型の魚を狙う時は、タラシをなしにします。
喰いが渋い時も、タラシを短め(あるいは、なし)にしてみることをおすすめします。
状況に応じて、いろいろ試してみてください。
ちょい投げ釣りの釣り方
ちょい投げ釣りの釣り方(コツ)についてご紹介します。
ちょい投げ釣りの釣り方は、投げ釣りとほとんど同じです。
まず、仕掛けを投げます。
仕掛けが着底するのを待ちます。
着底後、糸ふけを取り、ラインをピンと張ります。
基本的には、ゆっくり仕掛けを引いてくるだけです。
この時、ラインを張りながら巻くと、魚の当たりを取りやすいです。
地形の状況をイメージしながら引いてきます。
地形の変化(カケアガリなど)を感じれば、巻くのをやめて、しばらくその場で当たりを待ちます。
カケアガリなどに到達すれば、仕掛けを引くのが重く感じられます。
当たりがなければ、再度仕掛けを引きます。
たまに、シャクッてやるとよい誘いになります。
他には、仕掛けを投げて、置き竿にして待つ釣り方もあります。
この時も、ラインを張っておくようにします。
喰ってこなければ、リールを巻いて仕掛けを移動させます。
当たりがあれば、竿を立てて巻いてきます。
ゆっくり巻いてくるとよいです。